よくある質問 弁護士の最近のブログ記事
電話だけで相談できますか。
残念ながらお電話でのご相談は承っておりません。相談者様のお話をよく聞かなければ、責任ある、かつ実のある回答ができないからです。
実際に書類等を見せていただきながらお話をして疑問点を確かながら話を進めることも大事です。話を聞いてみるとご相談者の気づかれていないポイントが見つかることがよくあります。
ご面倒であっても弁護士と面談することをお勧めします。弁護士の人となりもわかりますし。
弁護士はどう選んだらいいのですか?
また、弁護士の選び方も人それぞれです。
依頼者の言うことを聞いてくれない弁護士は論外でしょう。
一方、依頼者の言うことにすべて迎合をする弁護士も論外です。一方の主張が100%通るトラブルはレアです。問題点やリスクをきちんと指摘するのがプロとしての誠実性です。耳触りのいい話だけをするのでは、不誠実でしょう。
経験が長いからいい弁護士という訳ではないことは、ご自身のお仕事の経験からお分かりでしょう。弁護士と面談し、質問をどんどんして、それらに具体的に答えてくれる弁護士であれば、十分な見識を有している弁護士でしょう。さらに、専門的な観点から「どうしたらいいのか」納得を得られる説明をしてくれる弁護士であれば、任せても安心ですね。
費用が安いからいいという話でもありません。大事な問題を任せるのですから。
人としての相性も大事です。長い期間関わり合いを持ちますので。
弁護士費用に相場はありますか?
定価はありませんが、各種事務所のホームページ等である程度の相場はわかります。当事務所WEBページにも記載できる範囲で記載しております。
また、各事務所には報酬の基準を定める決まりになっています。多くの事務所では旧日弁連報酬基準を流用していると思います。
ただし、出ている金額は目安です。実際には、争いとなっている金額、事案の複雑さ、ご依頼者の経済的事情によって、個別に見積もられ、合意により金額が決められます。法テラスの民事法律扶助制度を利用できる場合もあります。
なお、2点ご注意ください。
1費用は着手金と報酬金の全体で把握しなければいけません。
2費用面だけで弁護士を選んではいけません。信頼できる弁護士を探してください。
弁護士費用が用意できないのですが相談してもいいですか。
法律相談は依頼が前提ではありません。相談だけでもけっこうです。
要件に当てはまれば、法テラスの無料法律相談を当事務所にて受けることもできます。
ご依頼される場合、費用や支払方法の相談も承ります。大事な相談内容の1つです。
要件に当てはまれば、法テラスの民事法律扶助制度をご利用することもできます。
弁護士には、費用面も含めて相談に乗ってもらってください。
遠方地の裁判や調停なのですが、依頼はできますか?
裁判所が遠い場合は(どこの裁判所の管轄になるのかは弁護士に確認してください)、ご自身が相談しやすい弁護士に頼むのか、裁判所に近い弁護士に頼むのかお悩みになると思います。
事件を解決するには、弁護士と何度も打ち合わせを重ねていかなければなりません。顔を合わせやすい、信頼関係が構築しやすい、お近くの弁護士に頼まれるのがいいでしょう。
勿論、信頼できる弁護士を見つけることができるのであれば、裁判所に近い弁護士でもいいのでしょう。打ち合わせは電話等でも補完できます。大事なのは信頼できるかどうかです。
なお、遠方の裁判所の手続を依頼する場合には、出張費、交通費がかかります。相談の際に確認してください。WEB会議や電話会議が普及し、弁護士が毎回裁判所に出頭する必要はなくなりました。出張費、交通費も低廉に抑えられる場合が多いです。