残念ながらお電話でのご相談は承っておりません。相談者様のお話をよく聞かなければ、責任ある、かつ実のある回答ができないからです。
実際に書類等を見せていただきながらお話をして疑問点を確かながら話を進めることも大事です。話を聞いてみるとご相談者の気づかれていないポイントが見つかることがよくあります。
ご面倒であっても弁護士と面談することをお勧めします。弁護士の人となりもわかりますし。
法律相談は依頼が前提ではありません。相談だけでもけっこうです。
要件に当てはまれば、法テラスの無料法律相談を当事務所にて受けることもできます。
ご依頼される場合、費用や支払方法の相談も承ります。大事な相談内容の1つです。
要件に当てはまれば、法テラスの民事法律扶助制度をご利用することもできます。
弁護士には、費用面も含めて相談に乗ってもらってください。
裁判所が遠い場合は(どこの裁判所の管轄になるのかは弁護士に確認してください)、ご自身が相談しやすい弁護士に頼むのか、裁判所に近い弁護士に頼むのかお悩みになると思います。
事件を解決するには、弁護士と何度も打ち合わせを重ねていかなければなりません。顔を合わせやすい、信頼関係が構築しやすい、お近くの弁護士に頼まれるのがいいでしょう。
勿論、信頼できる弁護士を見つけることができるのであれば、裁判所に近い弁護士でもいいのでしょう。打ち合わせは電話等でも補完できます。
なお、遠方の裁判所の手続を依頼する場合には、出張費、交通費がかかります。相談の際に確認してください。WEB会議や電話会議が普及し、弁護士が毎回裁判所に出頭する必要はなくなりました。出張費、交通費も低廉に抑えられる場合が多いです。
個人の借金の整理の方法には、
①元金相当を分割で返済していく方向で交渉をしていく任意整理(返済すべき金額を確定して一括返済することもします)および特定調停(同じようなことを簡易裁判所の民事調停で行う手続)
②最終的に免責(借金の返済義務を免れること)を目指す自己破産
③一定額を分割で返済し残りの債務を免除してもらう個人再生(住宅ローンをそのまま返済しながら他の債務を整理することもできます)
があります。
もちろん、利息制限法所定金利を超える金利での借り入れがある場合には、過払金の請求あるいは元金の減額を行うことになります。
会社の債務整理は、リスケジュール(条件変更)による企業再生、自己破産、民事再生が基本となりますが、私的整理、会社清算等、企業再生も絡んだ検討が必要でしょう。